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 岩国美術館は、日本の優れた伝統文化・芸術品、そしてその伝統文化が育んできた 豊かな精神性を、 皆様にお伝えするために誕生しました。
  このサイトでは、岩国美術館の所蔵品を、 戦国時代から幕末までの武士たちが持っていた武具類を「生死の文化」としてお伝えしています。それは、 男たちがつねに生死の分かれ道にありながら、自身を絢爛と荘厳し、また、他者の生命をも尊厳するという、 魂を込めた芸術品です。
  また、武家の生活を彩ってきたさまざまな文化を「生活の文化」として紹介 しています。女性的な色彩にあふれた芸術品からは、当時の女性の深い精神性を読み解くことも可能でしょう。 さらに、「特別展示品」としては、四季折々に武家の生活を彩ってきた芸術品、そして岩国美術館以外には 見ることができない所蔵品をご紹介しています。このホームページによって、日本伝統文化の素晴らしい精神の 息吹に触れることができましたら幸いです。


日本の文化と心の伝承を願って

 平成16年3月、3年に及んだ錦帯橋の架け替え工事が無事に終了しました。岩国市の シンボルである錦帯橋が生まれ変わったのは、実に半世紀ぶりのこと。岩国に生まれ育った私にとっては、 本当に感慨深い出来事となりました。これを機に当館も錦帯橋にふさわしい美術館であるべく、お色直し を行い、名称も旧岩国歴史美術館から岩国美術館に改め、リニューアルオープンの運びとなりました。

ロゴマーク「鈴」 当館に展示される作品は、旧岩国歴史美術館の所蔵品をはじめ、骨董を趣味にしていた両親の影響を 受け継ぐ形で私がコレクションしたものですが、岩国美術館の運営に当たっては、母・鈴子の多大なる 尽力をもらい、感謝の気持ちを何らかの形で表したいと思っておりました。
ある時、裏千家の16代家元 坐忘斎様にこのお話をしたところ、母の名前にまつわる「鈴」の絵が描かれた軸を頂戴できることに なりました。そうして新生岩国美術館の御紋とも言えるロゴマークは、この「鈴」の絵に決定しました。

さて、芸術や文化はすべての人間に与えられた「財産」であると、私はいつも考えています。 ですから国の重要文化財に指定を受けた展示品はもちろん、私的なコレクションも公開しています。 これが私を育ててくれた故郷岩国への、そして社会への一つの恩返しだと思っています。
 ぜひ、一人でも 多くの方にご来館いただき、世界に誇れる「日本の文化」と「日本の心」を感じていただけることを 心より願っています。

公益財団法人 岩国美術館 理事長 柏原伸二

 

 
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